モーラナイフのお話。
ある程度慣れてくると他のギアとともに欲しくなってくるのがナイフですね。
私は最初から使ってるのはモーラナイフです。
コスパがよくて初心者向けイメージがありますが…
やっぱり利にかなった使い勝手のよさは1番なのではないかと思います。
ブッシュクラフトナイフも高いものだと2~3万するものとかありますけど…ガシガシ使うとなると少々不安もありますから…特に紛失したりしたらダメージデカいですな。
コンパニオンは気に入って2本持ってます。
普通のキャンプなら十分です。
ただ…ブッシュクラフトっぽいキャンプしたくなると少々心許ないのも事実ですね。
キャンプ場で手に入るような柔らかい薪ではなく結構硬い木をバトニングするとか…クラフトするとなるとそのままのスカンジグラインドだと刃がチップしたりするので…
タングはナロータングですけど私は今まで折れたという経験はないですねぇ。
よほど硬い木で変な叩き方したら折れるのでしょうけど…
コンパニオンやヘビーデューティはやはり刃の心配した方がよいです。
なので…最近よく使ってるのはガーバーグです。
モーラ初のフルタングナイフらしいですがハード仕様で
雑に扱えるのが強みですねぇ。鋼材も硬い物を使ってるみたいで刃持ちがよいですね。
ブッシュクラフトに向いていると言われるのは同じスカンジグラインドですがガーバーグは小刃が付いてるのですよ。
刃の先に小さい刃があるイメージです。そのまんまか…
これによって叩きつけた時に刃が直接木にあたらずに割り割いていくのでダメージが軽減されます。
コンベックスグラインドにおとりますが刃持ちはよくなります。
反面、よく言われるのがフェザースティックがやりにくいというもので…
確かにキンキンのスカンジグラインドのコンパニオンに比べると刃の食い込みは悪いです。小刃が付いてますからね。
木を削るとズルっと滑るのですよ…
これは小刃の角度にあわせて削らないとなっちゃうので…
多少の慣れは必要ですね。
慣れると薄いフェザーもできますし…
ただ…バトニングとフェザーしかやらないのであればコンパニオンやヘビーデューティでよいと思います。
それ以上のことをやりたい人向けであることは確かです。
というか…ナイフ1本で全てを完結したい人向けですね。
私もたまに木で工作したりしますが…安心感があるので好んで使ってます。バックパックで行くなら何本もナイフ持って行くなんて重くなってバカらしいし…
ナイフ自体の強度、刃持ちがよい信頼できる相棒。
私にとってそれがガーバーグなのです。