黒兎kurotocamp

自身のキャンプ体験や使用キャンプギアの紹介。

冬キャンプの寝具のお話。

冬キャンプで私が最も重要視しているのは寝具です。

ここをおろそかにすると寒くて寝不足になったり…下手したら死にます。

私も道具は値段じゃない派ですが寝袋に限ったら残念ながら価格と性能は比例します。

去年はコット、マット、シュラフで寝てましたが-5度位ならこの三種の神器で大丈夫でしたね。それ以下の時はカイロ使ったりしましたけど…寒さは人それぞれ体感が違うと思ってますので…快適温度や下限温度もそれぞれ違うと思ってます。勿論、下限温度が低ければ低いほど暖かいのでしょうけど1万以下で-30℃対応とか少々胡散臭いですからね。


コットは最初、安い物でDoDのワイドキャンピングベッドというのを使ってました。スチール製で非常に頑丈でナチュラム別注カラーという黒×紫というカラーリングも気に入ったので購入したのですが…収納サイズのデカさと重さから後に同じメーカーのバッグインベッドに交換しました。


マットはサーマレスト一択でしたね。少し高いですが銀色上にして使うと暖かいのですよ。
ちなみに夏は黄色を上にして使うそうです。

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コットを使うにしてもマットは必須です。寝袋のダウンないし中綿は自分の体重で潰れてしまうのでどうしても背中の保温性はなくなってしまいます。
それをコットの布一枚では下からの冷気を防ぎ切れないので…

さらにコットの下に荷物など入れて塞いでしまえばより冷気の滞留を緩和できます。

シュラフは最初、化繊寝袋。
イスカのスノートレック1300を使ってました。車中泊用に開発されたみたいですがこれが中々良くて…0度位なら全然暖かく寝れます。値段も13000円くらいだったと思うのですが良品です!化繊のいいところは水に強いとこですね。
結露なんかもものともしないですからね。ただ…これも収納サイズがバカデカイので車でいくオートキャンプ向きです。ザック移動の方にはオススメできないですねぇ…
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今は山渓×ナンガのオーロラ600DXを使用しています。かなり暖かいです。下限温度-30とありますが…そこまではさすがに無理ですけど。これのいいところは防水というところです。
ダウンシュラフの弱点は水に濡れると性能が大幅に下がります。染み込んだ水で羽毛が開かない為に暖かい空気を保持できないからです。
当初、人気の高いモンベルのダウンハガーと悩みましたがタープ泊だと濡れる可能性もあるだろうな…と思いナンガにしました。水対策でシュラフカバーも購入しなければならなくなりますから…
コレは注文してから1ヶ月くらい時間がかかるので早めに注文した気がしますね。
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ダウンシュラフもただダウンだから暖かいだろう…というのではなくて例えば私の使っているナンガであれば600以上を推奨します。多分450だと雪中では寒いです。
ダウン量が増えればそれだけお値段も張りますが体調維持しつつ冬キャンプしたいのであればそれなりの装備も必要です。
電源サイトやポータブル電源で電気毛布とか使う方であれば話は別ですが…

私は現在タープ泊かハンモック泊が多いので…やはり冬キャンプで1番重要なのは寝具だと思ってます。
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